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FAQ(ライフサイエンス辞書に関する質問と回答)

これまでに受けたご相談の中から,代表的な質問と回答を抜粋します。
以下の項目にお探しのものがない場合は まで電子メールでどうぞ。

パソコンで使える辞書はありますか?

かな漢字変換辞書、英和辞書などいくつかを制作・公開しています。

 詳しくはダウンロードページをご覧ください。


ATOK 辞書はありますか?

ATOKで使える高機能辞書が市販パッケージとしてジャストシステムから販売されています。校正辞書も販売されています。

 ATOK用ライフサイエンス辞書:http://www.justsystems.com/jp/products/dic_life/

 文章校正支援ツールJustRight!:http://www.justsystems.com/jp/products/justright/ 

 ATOKは最も使いやすい漢字入力システムです。マウスの右クリック一発でWWWブラウザ画面に表示されている用語の英和訳および和英訳が行えるOffice連携ツールや、入力中に専門用語候補を先読み表示できることで少ないストロークで正確に長い綴りの専門用語を入力できる等、先進的な機能を持っています。LSDプロジェクトではこれらATOKの機能を最大限に活用するため,ATOK用に5種類の辞書を含むパッケージを開発し,ジャストシステム社サイトで販売しています(一般価格5,250円,教育・政府機関向けライセンス価格やバージョンアップ割引もあります)。

  1. 漢字辞書
    ATOK標準辞書と併せてスペースキーで使う,14万語のかな漢字変換辞書です。
  2. 英語変換辞書
    F5キーなどに割り当て,かなから英語への変換をサポートする19万語の英語入力辞書です。
  3. 英和・和英辞典
    Endキーやマウスの右クリックから起動する各10万語(計20万語)の英和・和英辞典です。
  4. 漢字省入力データ
    入力中にTabキーで前方一致の専門用語を先読み表示。(例)「ふくまく」を入力してTabキーを押すと,「腹膜悪性腫瘍」「腹膜炎症状」などが表示されます。その中から入力したい用語を選択できます。
  5. 英語省入力データ
    英数キーを押して英語入力モードでの入力中に前方一致する専門用語を先読み表示。(例)「perito」と入力した時点で「peritoneal」「peritoneal abcess」などが表示されます。入力したい用語をカーソルで選べます。

 これらの辞書を使うことによって,パソコンがずっと使いやすくなります。

 また、Just Right!は、高度な日本語処理技術を駆使し、誤字・脱字、表記ゆれなどをスピーディーにチェック。人の目に代わって、細かなチェックを行うため、校正作業の負担を軽減します。例えば、表記ゆれや用語基準などのチェックは、Just Right!に任せ、文意や事実の確認は、校正者が行うようにすれば、文書の品質を確保した上で、大幅な校正時間の短縮が実現できます。


古いバージョンのライフサイエンス辞書はどこで入手できますか?

古いバージョンの辞書は公開していません。

 ライフサイエンス辞書の新しいバージョンでは古いバージョンに潜んでいる間違いや不足を常に修正していますので,間違った内容を含む古いバージョンは公開を取りやめました。


ライフサイエンス辞書の英和テキストやシソーラスはありませんか?

公開はしていません。

 ソフトウェア開発やテキストマイニングなどでご利用になる場合はご相談ください。公的サービスや研究利用には無償で提供しています。


辞書を改変して使ってもいいですか?それを友人に渡しても構いませんか?

個人使用での改変はご自由に。でも人に渡すときにはちょっと気をつけてください。

 LSDの語彙はまだ不十分で、内容的に間違っている可能性もあります。それらを訂正したり、ご自分の専門の語句を追加されることは一向に構いません。また、友人にその辞書をプレゼントされても結構ですが、できれば我々に還元していただけると、次のバージョンのときには日本中、いや世界中の方がその恩恵に預かることができるのです。どうか、語句の充実にご協力ください。
 なお、インターネットへのアップロードなど不特定多数の人に対する再配布は認めていません。



フリーのかな漢字変換辞書を社内で使用したいのですが?

問題ありません。

 フリー辞書の社内システムへの一括インストールや個人パソコンへの代理インストールは、許可無く行っていただいて結構です。なお、次の質問のように、有償辞書にはボリュームライセンス制度がありますので、お問い合わせください。


有償の辞書を社内で一括に導入することを考えています。ボリュームライセンス割引はありませんか?

ボリュームライセンス割引による販売契約がご利用いただけます。

 株式会社バイオシーンの仲介で、ボリュームライセンス割引による有償辞書の販売制度を設けています。これをお使いいただくと、最低で同時5ライセンス以上の購入では10%割引、最大で100ライセンス以上の導入では50%割引が適用になります。また、ベクター社のダウンロード販売では不可能な契約書の作成、見積・納品・請求書や領収書の発行ができます。


ライフサイエンス辞書を公開サーバや製品の中に組み込むことを検討していますが?

独自の方法でWebLSDを利用するための仕様を公開しています。

 検索語や検索パラーメータをURLの中に埋め込むことにより、当サイトの検索フォームを介さずにWebLSDを検索するための仕様を公開していますので、お使いください。なお,利用者から対価を求めたり広告を掲載するなどの商用利用については、プロジェクトにお問い合わせください。



WebLSDやEtoJ サーバ利用資格について

 私は企業の開発研究機関に所属していますが、私でも使用させていただけるのでしょうか?使用させていただける場合、メールサーバ英和変換していただいたことに対する費用は、いかほどでしょうか?

誰でも無料でお使いになれます

 企業の方でも無料で使用していただけます。私たちの辞書作成およびこのような利用ツール開発については研究補助をいただいてますし、この辞書・ツールで英語と日本語の間にある「壁」が少しでも低くなり、研究に有益に働くのであれば、どなたにでも使っていただきたいと考えています。
 ただ、検索に用いられるキーワードや利用状況はこちらでモニターを行っていますので(データを解析したり公開することはありませんが)、秘匿性の高い研究・開発内容などの取り扱いについてはご注意ください。



EtoJで使えるライフサイエンス辞書以外の辞書はありますか?

 EtoJで使えるライフサイエンス辞書以外の普通の英和辞書はあるのでしょうか?探してみたのですがわかりませんでした。他の辞書を改良してうまく使うなども出来るのでしょうか?

公開されているものはないようですが,ご自分で既存の辞書を改変できます

 EtoJ 用に作られたライフサイエンス辞書以外の辞書はいまのところ,公開されているものはないようです。EtoJ の辞書はテキスト構造をしており,テキストエディタで中をご覧になってみると、

英語 [TAB] 日本語

という単純な形式であることがお解りいただけるとおもいます。したがって,種々の英和辞書を改変して作成することは可能だと思います。


和英逐次変換はできますか?

 EtoJは英語を日本語に変換してくれますが、逆に、日本語 を、英語に変換してくれるところは、ありますか?

可能ですが,あえて公開していません

 アイデアとしては以前からあってスクリプトも辞書もすでに試作しています。 しかし,教育的には悪影響のほうが危惧されるので公開していません。


Unix上のかな漢字変換に対応した辞書はありませんか?

 現在、Mac と Windowsの辞書しかありませんが、UNIX上のFree Input MethodであるCannaやWnnの辞書も作成して頂けませんでしょうか?これがあれば、例えば、多言語対応エディタであるMuleなどでも使うことができるので嬉しいです。

必須用語のかな漢字変換テキストを公開しました

 Unixに限らず,Windowsの古いバージョンなどの辞書に追加登録していただくため,1万2千語レベルのかな漢字変換用テキストを公開しました。テキストはWindows準拠の品詞定義をしており,EUC/LFのタブ区切り形式です。なお,追加登録方法等のお問い合わせには応じられないことがありますので,ご了解願います。

公的な研究費で助成されているのに、すべての辞書が無料ではないのですか?

公的な研究費では使途が制限されるため、一部のサービスは有償とさせていただき、恒常的経費に充てています。

 プロジェクトが獲得している研究費は、科研費研究成果公開促進費(データベース)が語彙の充実を目的として、民間財団など他の研究費は自然言語処理研究や教育評価を目的としており、残念ながら公共サービスとしてのWebLSDは助成対象とはなりえません。一方、WebLSDサービスのためにはサーバ設置費用から光熱費まで様々な維持費が必要ですが、それに対しては国あるいは京都大学から一切の経済的支援がありません。また、各種辞書の制作には多額の開発費用やライセンス使用料がかかります。

 したがって一部のサービス、特に個人のパソコンやタブレットにLSDをインストールしてお使いいただくスタンドアロン型辞書に関しては有償とさせていただき、その全収益を京都大学へ寄附することによってサーバやサービスの運営費とさせていただいています。これによって何とか無償サービスを維持しているのが現状で、余剰の利益はまったく生じていません。

 何とぞご理解とご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。


LSDというのは麻薬の名前ではないのですか?

 名前の由来を教えてください。

LSDという名前は中枢薬理学の研究者である金子がつけました。

 1994年頃の話ですが、電子辞書を作るための予算申請をしようとしたとき、辞書の名称とグループの名前が必要になりました。

 その時に「きっと電子辞書は便利なので、利用者がこれなしではやっていけない(=強く依存する)辞書になるだろう」と思い、依存性薬物であるLSD-25にかけてLife Science Dictionary (LSD)という名前を考えました。LSD-25は精神依存を引き起こしますが、禁断症状などの身体依存性はないので、生理学的にも正しいと思っています。その頃からずっと我々はLSDプロジェクトを名乗っています。その後、NHKの「プロジェクトX」が流行して「なになにプロジェクト」も一般的になってしまいましたが。


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